先月、私の地域では「どんど焼き」という昔ながらの行事がありました。
無病息災を願いお正月の門松、しめ縄などを集め、竹や藁などで、高く積み上げて、てっぺんに書き初めなどで飾り付け、火を着け燃やします。
書き初めが炎と共に高く舞い上がると字が上手になると言われて、子供の頃は、高く舞い上がるようにソワソワしながら眺めたものです。
その後の楽しみは、残り火で、お餅を焼いて食べることです。
このお餅を食べると一年風邪を引かないと言われて、幼い頃はそれを信じてよく食べました。
そんな伝統行事も今年で最後。
その理由は、門松を立てる家が少なったこと、矢倉を組むのも一苦労であること、また子供も少なくなったのも理由にあるとか・・・。
確かに納得なのですが、時代の変化で昔からの行事がなくなるのは、とてもさみしいです。
炭のにおいの焼餅、思い出の味となりました。
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