子を産んだことのない私にとって、
姉の子(おいっ子2人)は本当に可愛くて可愛くて、
もはや大学生と高校生だと言うのに、
いつまでも小さい頃の面影を追いかけ、
可愛がり過ぎて嫌がられることも多々あります。
大学生の子は遠方にいるためあまり会えませんが、
先週末高校生のおいっ子に会いに行きました。
下の子だからか、いつまでも幼く、あくまでも上手に甘えてきます。
今回おいっ子からの要望で、
昔よくしていた「知らないとこドライブ」を2人で敢行。
特に行先を決めず、どんどん知らない方向へ車を走らせるというモノ。
もちろんカーナビは切っておきます。
ただ、運転している者にとっては、だいたいの方向はわかるので、
焦ることはないのですが、
小さい子にとってはなかなかのスリルだったらしく、
いつの間にか知ってる道に繋がっているという喜びもあり、
今回はそれを久々に体験したい、という事だったようです。
ドライブと言っても長くて1時間弱。
高校生の子を喜ばせるにはドライバーの道の選択が勝負の分かれ目。
車内トークを楽しみながら車を走らせるのは結構気を遣いました。
わー、ここ家族で食事に来たことある店だよー、とか
昔旅行に来た場所に似てるー、とかいう言葉を引き出し、
満足げに帰宅。
その時は、なかなかオバの選ぶ道はすごいだろーと
威張っていたのですが、よくよく考えてみたら。
すごく人の気持ちに敏感で、
それでいて気を遣っているところを見せない下のおいっ子。
もしかしたら全部知っているルートなのに、
私を喜ばせるために知らないふりをして無邪気に驚いていたかも。
それはそれでものすごく嬉しい。
結局オバフィルターを通せば何でも可愛く感動してしまうものですね。
(O)
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