2012年4月19日木曜日

新聞、テレビとネット

先日の事、領土話題で話題になるあの諸島の所有権をとある知事が都で購入するというニュースが世界を駆け回りました。

そのニュースを取り扱ったメディアで様々な形で報道されるのは実に興味深いです。

テレビでは一応中立を保つために賛否両論のスタイルを持っていますが、その問題に反対する意見を先に持ち出し、後に賛成意見を持ち出す。
この見方はどうなのでしょうか。その案件に賛成する意見報道をし、後に反対する意見を報道するのが普通だと思うのですが、この見方は私が穿った見方をしているからでしょうか。

新聞ではこの問題を取り上げると不利益が発生するが、それで良いのかと言った論調が多いようです。一体どこに目を向けて取り上げているのでしょうか。もともと所有権は日本のものなのに、某国が勝手に自分の国のものだと言ってきている。それを所有者が公共物になるだけなのに、なぜ不利益なのか。
少し疑問を持たざるを得ないです。

ネットでは概ね賛成する人が多いです。その反面、日本人のフリをして反対する者や、明らかに認識の間違った外国人の意見が見られます。
実際、日本人が自分たちの国をあからさまに寝取られるような現状を見ていられないと思っている人が多いのだろうと思います。

私もこの案件については賛成です。使い方も考えれば、都にとっても利益でしょうし、国にとってもうかつに手が出せない状況を生み出すので(現在は個人所有)、抑止力としても役に立つでしょう。

情報を見る中で、この案件ほど極端に偏った情報が流れているのは少ないですが、ある程度それぞれの媒体を眺めていないと間違った物の見方をすることになりかねないと感じさせられるニュースでした。

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