あっという間に桜の時期も終わってしまいましたが、
散っていく桜を見ると思い出すのが、
10年ほど前に天国へ旅立った飼い犬プーのこと。
長い長い闘病を経てとうとうプーが力尽きたのは4月の上旬で、
泣きながらプーの遺体をお寺に運んだ時、
散っていく桜吹雪の中だったことを思い出します。
その年以来、私の中に桜の散っていく基準日が出来上がったので、
今年の桜は早いな、遅いな、というのを毎年感じています。
もともと桜が散っていくのは
きれいでもあり、悲しくもあると思うのですが、
それを見ると私はいつもプーのことを考え、
でも悲しさではない、懐かしい気持ちになることは
ちょっと嬉しくもあります。
今年はその気持ちに父の事も乗っけて、
少しだけセンチメンタルになりました。
でも決して嫌ではない気持ち。
思い続ける事こそが強さなのかな。
もっともっと強い人になりたいです。
(O)
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