2017年8月15日火曜日

初盆

前回のブログにお盆の風習について記載してありますが、
私の家は今年が父の初盆。
今までお仏壇もなかった家なので、
一体どういうことをしたらよいのか、
迷いつついろいろと行ないました。

ひとつはお施餓鬼(おせがき)。
今まで全く聞いたことのない言葉だったのですが、
お寺で諸々の餓鬼や祖先をお参りする行事。
餓鬼とは飢えに苦しんでいたり、
身寄りがなくこの世に彷徨っている霊のことらしい。

よくわからないままお寺に行き、わからないまま長蛇の列に並び、
親戚に言われるままの金銭をお寺に支払い、
お坊さんに父の名前を呼んでいただき供養をしてもらい、
わからない何か(立派そうなもの)をもらいました。
暑い中。ものすごく暑い中。

わからないまま終了し、
うちのお仏壇にも野菜を使った供物「精霊馬」を用意しなきゃ、となり
それは母が準備する、と言っていたのでお任せしたところ、
「できたよ」と送られてきた画像が下のもの。











よく見ていただくとわかるのですが、
生の野菜ではなく、裁縫で作成し、足は綿棒というシロモノ。
写真では伝わりにくいのですが、
実物は実におもしろい。大爆笑。

ただ母は、「これで毎年用意しなくて済む」とか
「足が綿棒は自分でもアイデアがすごいよね」とか
自分で自分を褒めちぎる褒めちぎる。

母は何を作っても面白いので、
これからもたくさん作ってもらうと思います。

(O)










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