前回のブログにお盆の風習について記載してありますが、
私の家は今年が父の初盆。
今までお仏壇もなかった家なので、
一体どういうことをしたらよいのか、
迷いつついろいろと行ないました。
ひとつはお施餓鬼(おせがき)。
今まで全く聞いたことのない言葉だったのですが、
お寺で諸々の餓鬼や祖先をお参りする行事。
餓鬼とは飢えに苦しんでいたり、
身寄りがなくこの世に彷徨っている霊のことらしい。
よくわからないままお寺に行き、わからないまま長蛇の列に並び、
親戚に言われるままの金銭をお寺に支払い、
お坊さんに父の名前を呼んでいただき供養をしてもらい、
わからない何か(立派そうなもの)をもらいました。
暑い中。ものすごく暑い中。
わからないまま終了し、
うちのお仏壇にも野菜を使った供物「精霊馬」を用意しなきゃ、となり
それは母が準備する、と言っていたのでお任せしたところ、
「できたよ」と送られてきた画像が下のもの。
よく見ていただくとわかるのですが、
生の野菜ではなく、裁縫で作成し、足は綿棒というシロモノ。
写真では伝わりにくいのですが、
実物は実におもしろい。大爆笑。
ただ母は、「これで毎年用意しなくて済む」とか
「足が綿棒は自分でもアイデアがすごいよね」とか
自分で自分を褒めちぎる褒めちぎる。
母は何を作っても面白いので、
これからもたくさん作ってもらうと思います。
(O)
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