2015年9月28日月曜日

親不孝

私の父は7人兄弟で、みんな近くに住んでいることもあり、
昔からお正月などの際は、ものすごい数の親戚が集まる一族でした。
小さな頃から私はその集まりが苦手で、
姉にピッタリとくっついて離れなかったんです。

大人になり、姉が嫁いだ後は、
嫌々ながらも仕方なく参加することもあったのですが、
歳をとっていき、周りの従兄妹達が順番に結婚していくにつれ、
親が未婚の娘に対し可哀想に思ったのか、
親戚付き合いに参加しなくていい、というより参加するな、という
流れに変わっていたんです。

先日、父方の伯父が亡くなり、
お通夜で久しぶりに見る伯父や叔母の顔。
誰かはわかるのですが、みんなものすごく歳をとっている。
従兄妹達はもう立派なおじさんやおばさんに。

という話を姉とコソコソしていたのですが、
こちらだって当然歳をとっているにもかかわらず、
伯父や叔母からしたらかわいい姪っ子という扱いをうけ、
やっぱり血の繋がりは深いものなんだなあと思いました。

そして親からしたら私は隠したいであろう存在だと思っていたんですが、
叔母や従姉が私の今の居住地や勤務地まで知っていて、
きっと母親が私の事を自分なりにこうすべきという処理をして
話しをしてるんだろうな、と申し訳ない気持ちに。

いつまでも肩身の狭い思いをさせて
本当に申し訳ないなとつくづく考えた日になりました。

(O)

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