2012年11月29日木曜日

庭での出来事

 少し前の事ですが、家の庭に頻繁に鳩がやって来るようになりました。
普段庭では鳩を見ないのですが、飛んで来ては鳴き、またどこかへ旅立っていき・・・の繰り返し。
 何かなあと思っていたら、庭の隅っこにある頼りない細い木の地上2メートル程のところに一羽の鳩が。
 小枝で作った巣の上にちょこんと座って全く動きません。卵を守っているのでしょうか。

 しばらく見ていたらダンナ鳩と思われる一羽が私の足元に来てガンを飛ばしてきました。お嫁さん鳩の産卵のために一生懸命小枝で巣を作ったのでしょう。
 それまで鳩は見るのも嫌いだったのですが、何だか健気な様子にすっかりやられて、「ハトさん」という名前を付け(そのままですが・・・)家中で見守る事になりました。
  毎朝巣のうえで全く動かず卵を温めていると思われるハトさんを見て、よしよしと思いながら出勤していたのですが、ある日家に帰ると父から「ハトさんが消えた」との言葉。木の周りにはハトさんと思われる鳩の羽が落ちていたとの事。

 どうやら近所の野良猫がハトさんを狙ったみたいです。
巣を作った細い木は落葉樹で、最初は外から見えにくく作ってあった巣が、最後はもう丸出しになっていたため、猫に見つかってしまったのでしょうか。

 巣の中には卵は無く、産卵前だったと思われるハトさんはきっと猫から逃げ切って、どこかでまたじっと座っていると願っています。すっかり鳩派になりました。

 マンションのベランダでは嫌われてしまうので、公園などで巣を作っていればいいなと思います。

(o)


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