2013年8月27日火曜日

想像力

先日、お風呂に入っていたら裏庭に面した窓から何やら音が。
耳を澄ますと「ミー、ミー」と何かが鳴いています。
何故だかその時はそんなに気にも留めなかったのですが、
次の朝、母親がすごく暗い顔をしていたのです。

何があったか聞いてみたら、
昨日家の奥にある物置の中で親猫と赤ちゃん猫を発見し、
そのまま住み着かれたら困るから赤ちゃん猫を裏庭に置いたとの事。
親猫はその時逃げていったそう。

私が聞いた泣き声は赤ちゃん猫だったんだ、と思い、
すぐに見に行こうとしたのですが、半端な優しさは敵だ、という父より、
絶対に見に行ってはいけないと釘をさされました。
どうせ家では飼えないから情にもろい私が見に行ったら余計辛い事になる、と。

でも家の中から様子を伺っていたのですが、親猫がちょくちょく現れるので、
家の庭を住処にしている様子。
そして聞こえてくる赤ちゃん猫の鳴き声は少しずつ力強くなっています。
大雨も降っていたので、なんとかその邪魔だけはしないように父に頼みました。

それから、数日経ちますが私は一目も赤ちゃん猫を見ていません。
が、勝手にミーちゃんと名づけ、毎日聞こえる鳴き声を聞いて
気持ちの中で可愛がっています。姿かたちはすべて想像です。
そのうち私が妄想で子育てなどを始めたら、どなたか止めて下さいね。

(O)

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