2014年9月10日水曜日

自意識過剰

私はたくさんのコンプレックスを持ってまして、
それはどれだけ大量に入る鞄を用意しても入りきらない程なんですが、
その中でも数十年間BEST3に入っている項目が「THE髪質」。
父親から受け継いだ非常に強いくせ毛の持ち主であり、
特に前髪が最もヒドイ。

昔の友人と会った際に、
「Oちゃん、いつも前髪の話ばっかりしてたよね」と
言われるほど年季の入った不安材料MY髪質。
誰も気にしていないのは重々承知の上なんですが、
私の中での最重要事項、永遠のライバル。

特に湿度の高い夏場はもう最悪で、
ヒドイ時は前髪を引きちぎって投げ飛ばしたくなるほど。

もし「一度坊主になったら次に生えてくるのはストレート」という
悪魔の囁きがあったら、次の瞬間間違いなく剃刀を手にしているはず。
それほどサラサラのストレートに強い憧れがあるんです。

もう20年近くお世話になっている美容院では、
行く度に自分の髪質を嘆き続ける私に対し、
髪質を活かせばいいんですよ、と優しく接してくれる美容師さん。
それは毎回の恒例となっており、
お互いの台詞回しはもうベテランの域に達しています。

来週末美容院の予約を入れたのですが、
その際も必ず行われるであろうその行事。
劇団四季バリのロングラン公演となっています。
誰も観客はいませんが。

(O)

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